フィットネスジムやフィットネスクラブなどで働きたいけれど、トレーナーやインストラクターとして働けるほどの実力や資格はないという人もいるでしょう。それでもフィットネスに興味があって、関わりを持ちながら働いていきたいと考えたら受付業務を担うという選択肢があります。

どのような仕事なのかを確認しておきましょう。

受付業務の基本的な業務

フィットネスクラブなどでは必ず受付があります。営業システムはクラブによって異なりますが、まずは受付で会員登録をして利用する仕組みになっていて、必要に応じて受付で料金を支払うことになります。その対応をするのが受付の主な業務です。

クラブに来た顧客が既に会員になっている人の場合には会員証を確認して顧客情報を参照し、今日行う内容について確認をしたり、予約を受け付けたり、追加で行いたいことを聞いたりするのが主な仕事です。また、回数券制度などになっている場合にはその販売も行うことがあります。

会員証の有効期間が切れているときには延長手続きのための書類を渡し、その情報を入力して会員証を発行します。退会の手続きを承るのも受付の業務で、申し出があったときには書類を渡して記入してもらい、会員情報の抹消をすることになるでしょう。

電話による予約やキャンセルへの対応も受付の仕事です。一方、新規顧客については会員証の発行を行います。受付に来てすぐに会員になると言う人ばかりではなく、どのようなメニューやプランがあるか、どんな設備が整っているかといった質問もあるので、問い合わせがあったら適切に答えなければなりません。

場合によっては施設内見学を手配したり、体験レッスンなどの予約を承ったりするのも業務内容です。電話による問い合わせにも答えることになり、料金体系などについても詳しく説明できることが求められます。また、受付業務と並行して販売業務や管理業務も任される現場も少なくありません。

フィットネスクラブではトレーニングなどに用いるグッズの販売をしていることが多く、受付で会計をする仕組みになっていることも多いのです。管理業務は会員情報の記録などを行う仕事が主ですが、会計業務も行っている影響で売り上げの集計などを求められることがあります。

基本的には事務仕事だけではあるものの、具体的な仕事の内容は現場によって異なるので注意が必要です。

インストラクターやトレーナーを兼ねるケースもある

受付のスタッフとして仕事をするときには受付業務だけで良いという現場が大半を占めています。しかし、中にはインストラクターやトレーナーを兼ねているケースもあるので注意しましょう。募集要件としてトレーニングの指導ができることを求めていたり、インストラクター経験があることを奨励していたりすることもあります。

現場での分業が進んでいるかどうかで状況が異なるので、求人に申し込む前に確認しておいた方が良い点です。経験はないけれどインストラクターやトレーナーとして働くのにも興味があるという人は、受付業務をメインにして、研修を受けながらインストラクターとしての経験を積ませてもらうという選択肢もあります。

求人広告の内容を熟読した上で、そのような選択肢があるかを問い合わせてみると良いでしょう。

必要な資格やスキルとは

受付業務の担い手になるには資格やスキルが必要かと悩む人もいるでしょう。基本的には資格は必要ありません。スキルに関しても特別なものが求められていることはあまりなく、パソコンを使える程度の能力があれば十分です。

思い立ったら申し込めるタイプの仕事だと考えて良いでしょう。ただし、インストラクターやトレーナーを兼ねる場合には資格が求められる場合もあります。詳細は個々の求人を確認することが必要です。

給料の相場や待遇はどの程度になっているのか

フィットネスクラブの受付スタッフとして働くとどのような待遇になるのかが気にかかる人もいるでしょう。多くのフィットネスクラブではアルバイトやパートの人を雇ってシフト制で受付を担当させています。

アルバイトやパートの場合の時給は800円から1000円程度が相場です。

インストラクターやトレーナーを兼ねる場合には1000円から1500円程度が相場になっています。

時給については地域差が大きく、人件費が高い都心部では1000円前後のことが多い一方、地方にあるフィットネスジムなどの場合には1000円に届かないことが多いのが実情です。

また、正社員での募集はあまり多くはなく、大抵はインストラクターやトレーナーとして採用された人が、アルバイトなどを確保できない時間帯に対応しているのが通例です。待遇としては一般的なアルバイトとそれほど違いはありません。

交通費支給でシフトは相談に応じてくれる形が多く、年齢や性別についても厳しい制限はありません。学生でも主婦でも問題はなく、主婦が扶養内で働きたいと希望すれば対応してくれる現場が多いでしょう。週に働く日数制限は2日以上または3日以上というのが一般的です。

一日の勤務時間は4時間程度からというのが通例になっています。勤務時間はクラブによって異なりますが、朝から夜遅くまで土日も休まず営業しているところが多く、特に土日祝日や夜間の場合には時給が割り増しになるのでお得でしょう。

制服を貸与してくれたり、フィットネスクラブの利用が割引でできたりする待遇があるところもあります。昇給制度があるところも多いので、長期的に働くと稼げるという点も魅力的です。

フィットネスジムの受付のお仕事!バイトに受かるためのコツは?

有利になるために身につけておきたいこと

フィットネスクラブの受付で働きたいと考えたら、どのような準備をしておくと採用してもらいやすくなるのでしょうか。人材が大きく不足している現場なら、最低限のコミュニケーション能力があれば採用してもらえます。

受付はフィットネスクラブにとっては看板になるので、丁寧な対応ができることが望まれるのが基本です。それに加えて今までに受付の経験や、接客業をしてきた経歴があると有利になるでしょう。また、自分でジムトレーニングをしてきた経験があって知識もあると優遇されるのが一般的です。

昔の話であっても問題はないので、少しでもトレーニングをしてきた経験があるのならアピールしておきましょう。健康全般に関する知識も重宝される傾向があります。フィットネスに関連することなら何でも構わないという気持ちで履歴書に記載しておくと採用してもらいやすくなるでしょう。

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